ブログやTwitterなどアフィリエイトの際に知っていると役立つマーケティング心理学
人間の行動心理には一定の法則性があり、その効果を狙ったブログアフィリエイトやSNS運用をしていくと成果に結び付きやすく効率的です
様々な場面で使われている心理効果ですが、普段何気なく買い物をしている場面でも巧みに消費者の心を狙っているのはお気付きですか?
知っていると便利なお役立ちテクニックの数々。今回は、すぐにブログで使いたい行動心理学をいくつかご紹介したいと思います
アフィリエイトブログで応用できる心理学テクニック
アフィリエイトで稼ぐ多くの人が心理学を取り入れています
人の購買心理を学ぶことで、その後の収益に大きな差が生まれるためこの心理テクニックの習得は必須と言えます
では数多くの心理効果の中からアフィリエイトに応用ができる心理学を6つご紹介したいと思います
【一時間目】前回の記事
・ツァイガルニク効果
・カリギュラ効果
・バンドワゴン効果
・スノッブ効果
・ウェブレン効果
【二時間目】今回
②ウィンザー効果
③ザイオンス効果
④テンション・リダクション効効果
⑤ディドロ効果
⑥フレーミング効果
【三時間目】6つ予定
アンカリング効果
アンカリング効果は、先に示した情報(アンカー)が、その後の判断を歪めてしまう心理効果のこと
つまり最初に先入観を与えることで判断基準を作り印象を操作してしまおうというもの
例えば「通常価格」ニ万円ところ今回はなんと半額の一万円でご提供と言われると元々の価値が二万円するんだというアンカーが入り「お得な買い物」という評価に繋がります
この場合先に何も言わずに価格は一万円ですとだけ言うのでは「得した」という印象は無く、通常価格より半額と言われた方が「良いものを安く買った」という印象になります。他には、お菓子のパッケージに10%増量と書かれているだけで得した感じありますよね
このように知らず知らずのうちに印象は操作されているのです
ブログでの応用は高価な品物を先に見せておいてからお手頃価格の物を販売する方法
よく悪徳訪問販売などで契約させられてしまう若干怪しい手口ではありますが、高い物ばかり見ていたり贅沢ばかりすると感覚が麻痺してしまうことがありますよね。その感覚です
ウィンザー効果
本人よりも第三者から間接的に聞いた情報の方が信用できるという心理作用
簡単に言うと自分で自分を評価するより客観的な口コミやレビューの方が信じられるということ
例えば、評価をする時に
①自分で「私は頭が良くスポーツ万能です」
②他人が「A君は頭が良くスポーツ万能です」
だと明らかに後者の方が信用できますよね。当たり前と言えば当たり前ですが、物を売りたい企業側は、他社の製品と比較して自社製品のダメな部分をわざわざアピールしたりはしません
ポイントは「利害関係」と「人数」
消費者の口コミには企業側との利害関係は無く客観的意見が反映されるということ、良い部分や悪い部分、他と比較してどうか、奇譚のない意見が集約されます。また1人より10人、10人より100人とレビュー人数が多いほど信憑性が増していきます
ブログでの使い方はアフィリエイト案件に口コミやレビューを添えること。ツイートを引用する方法が一般的でしょうか
ザイオンス効果
接する回数が増えるほど好印象を持つようになる心理のこと (単純接触効果)
仕事をしていて頻繁に来る営業と滅多に来ない営業どちらから商品を納入したいか考えた時にやはり接触回数の多い方から入れたいと思う人の方が多いのではないでしょうか
最初はあまり関心が無かったのにも関わらず接触を繰り返すにつれ好感がもてるようになっていくケースが多く、身近なところではテレビCMがそれにあたり短い期間に繰り返しCMを流すパターンが多く見受けられます
もちろん逆効果もあり、一方的に「会おう、会おう」「あっちはダメだ、こっちを買って」の押し付けなどはNG、好感が持てる効果の上限は10回が限度とされています。印象が良くならず効果が期待できない場合は諦めましょう
ブログでの応用はブログの更新頻度(できれば毎日)を上げたり、TwitterなどSNSでのリプライやあいさつをしたり接する機会を増やすことが重要と言えます。1日5〜10ツイートできれば良いですね(無理ですが)
テンション・リダクション効果
何かを決断した後に緊張状態が無くなり気が緩んでしまう心理こと
人は重要な決断をする前には緊張した状態になり気持ちが張り詰めていますが、それが終わると緊張がほぐれ注意力が落ちてしまいがちです
これをテンション・リダクション効果と言い、緊張(テンション)が減少(リダクション)した状態が起こり購買心理に影響します
販売する側は緊張の糸が切れたタイミングで購入を促すことが効果的とされ、この状態では財布の紐が緩み「ついで買い」の期待が高まります
例えば
・ご一緒にポテトもいかがでしょうか
・スーパーのレジ横でのついで買い
・数百万円のクルマを購入した直後のオプション
・ネット通販でのレコメンド機能
「あなたにオススメの商品」「よく一緒に購入されている商品」「この商品を買った人は、こんな商品も買っています」
など様々な場面でこの効果を期待した販売手法が取られています
ちなみに顧客単価を上げる手法は
アップセル→今ならプラス50円でLサイズに
クロスセル→ご一緒にポテトもいかがですか
ブログでの活用は、関連商品(クロスセル)の紹介をしていくこと。販売したい商品より価格は低めのものを選ぶと良いでしょう
ディドロ効果
気に入った商品を買うとその雰囲気に合わせた物を統一して揃えたくなる心理のこと
お店にテーブルを買いに行ったつもりがそのテーブルの雰囲気に合うカーテンや照明まで買い揃えたくなった経験ありませんか?
これは一貫性の原理が作用したと考えられ、例えば、Apple製品やユニクロ、無印良品、ナイキなどなど、身の回りの物を一貫してブランドで統一したくなるという心理がそれに当たります
ニトリなどの家具屋では全体の雰囲気に合った家具がイメージしやすいような展示がされていたり、洋服屋ではおすすめの着こなしを写真やマネキンでコーディネートしてあったり、ゲームの課金ガチャは、一部無料で貰えると続けてコンプリートしたくなってしまう、など購買意欲を刺激する手法が至るところで取られています
これらはディドロ効果を狙っているもので、客単価のアップやリピーターを増やすという目的では欠かせない販売手法と言えます
ポイントとしては、初回に入手するハードルを下げることが有効とされ、一部無料、初回割引など簡単に手に入る状態であれば気に入ってシリーズごと購入してくれる可能性があります
ブログでの活用法は、セットやシリーズで薦めること。例えば、Daigoさんの書籍は心理学はもとより恋愛や勉強、仕事など様々なシリーズが発売されておりどれも見応えがありおすすめです。のように抱き合わせで紹介するといいですね
フレーミング効果
同じ事柄であっても表現方法を変えるだけで相手の受け取り方が変わってしまう心理効果のこと
フレームは枠組みという意味で、どこを切り取って伝えるかで印象は変化します
例えば、この2つの文章を伝える時にどちらを選びますか?
この感染症の場合
①重症化するのは100人中10人です
②軽症で済むのは100人中90人です
10人も重症化するの?と思わせるか
90人が軽症なら大丈夫でしょーと思わせるか
ポイントは「ポジティブ」「単位の変更」
更に単位を変えて「10人に1人は重症化します」と言われると現実的な人数になりますし「90%の方が軽症で済みます」と言われるとなんか大丈夫そうに聞こえてしまいますね
このように視点を変えることで印象が良くも悪くもなりマーケティングの観点から見ても、フレーミング効果を活かせば売上の増加が期待できます
ブログでいうと逆にネガティブフレームを前面に出す(不安を煽る)という手段もあります。あとはあえて分割で計算してコストパフォーマンスの高さをアピールすることもできますね。「1日あたり」「月々1万円で新車に乗れる」みたいな
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心理学がよくわかる本
みんなが読んでいるおすすめ心理学本をご紹介します。これを読んでおけば間違い無いと言えるほどド定番の心理学本です
アフィリエイトにも応用できるのでブログで副業を始めるにあたり、是非読んでおきたい一冊ですね
まとめ
以上、ブログで使いたくなるマーケティング心理学でした
今回は二時間目として6種類の効果についてご紹介しました
参考になれば幸いです。では、また三時間目に
つづく