投資方法にはさまざまな種類がありますが、不動産クラウドファンディングという名前を聞いたことがあるでしょうか。
不動産クラウドファンディングとは、複数の投資家から資金を集め不動産を購入、運営しその家賃収入や売却益を分配する投資方法です。
通常の不動産投資は高額な資金を用意する必要がありますが、不動産クラウドファンディングなら少額から投資ができます。
また、物件の選定や運用はサービス会社が行うため、ほったらかし投資が可能で専門的な知識も不要です。
そのため、不動産投資に興味があるけれど資金や知識が少ない方にとって、魅力的な投資方法と言えるでしょう。
そんな不動産クラウドファンディングの中で、特に人気の高いサービスがCREALです。
そこでこの記事では、CREALの特徴や評判、運用実績について解説していくので、比較検討の参考に役立ててください。
目次
CREAL(クリアル)とは
CREALは、2018年11月に開始したクリアル株式会社が運営する不動産投資クラウドファンディングサービスです。
投資対象の物件は、賃貸マンションから事業用ビル、物流施設や保育園など幅広い種類があります。
また、物件に関する情報も透明性が高く豊富で、安心して投資できる環境が整えられていると言えるでしょう。
1万円と少額から投資できるので、手軽に分散投資をすることもできます。
その他CREALには、上場企業が運営している、リスク対策が万全、利回りは低めだが元本割れしたことが無いなどの特徴があります。
CREALの特徴
・リスク対策が万全
・利回りは低めだが元本割れ無し
・途中解約は不可だが譲渡は可能
・社会貢献もできる
具体的に解説していきます。
①上場企業が運営している
CREALの運営会社であるクリアル株式会社は、2022年4月に東証グロース市場に上場しています。
上場企業だから必ずしも安全というわけではありませんが、社会的信頼も高く経営破綻などのリスクも小さいでしょう。
また、累計調達額は2年連続1位、運用資産残高では4年連続1位を獲得しています。
不動産クラウドファンディングサービスの中で、トップクラスの資金調達力を誇っていると言えるでしょう。
②リスク対策が万全
CREALはリスク対策が万全で、投資家の安全性を重視した仕組みが採用されています。
たとえば損失が発生した場合に、特定の損失まではクリアル側が先に負担することになる優先劣後出資です。
また、空室が発生するリスクを子会社とマスターリース契約を結ぶことで対策しています。
マスターリース契約とは、一括借り上げする会社を間に入れ第三者に転貸する方式のことです。
これにより、空室や家賃滞納が発生した場合でも家賃保証を受けることができます。
さらに、分別管理と言って運営会社の資産と投資家から預かった資金は信託銀行で別々に管理されています。
そのため、たとえ運営会社が倒産などしても投資家の資金は保護される仕組みになっているのです。
③利回りは低めだが元本割れ無し
CREALの想定利回りは4~5.5%で、ほとんどの案件が4%台となっています。
他の不動産クラウドファンディングでは8%や10%といったケースもあるので、やや低めです。
しかし、2018年11月のサービス開始から、当初の想定利回りを下回ったり、元本割れを起こしたりしたことは一度もありません。
無理のない利回り設定で、リスクを抑えていると言えるでしょう。
高利回りを期待する方には物足りないかもしれませんが、安全性を重視する方には向いています。
④途中解約は不可だが譲渡は可能
CREALでは運用期間中の途中解約は原則不可なので、投資をしたら終了まで出金することはできません。
案件により異なりますが、運用期間は6~24ヶ月なので、その間に資金が必要になっても大丈夫な範囲で投資しましょう。
しかし、相手はCREAL会員に限られますが、運用途中でも他の人に譲渡することはできます。
⑤社会貢献もできる
CREALの不動産投資物件は、社会的欲求が高いものが揃っているのも特徴的です。
少子高齢化や人口減少への対策、若い人材の育成や地域活性化につながる教育分野や地域創生分野などの案件があります。
会社のミッションにも「不動産投資を変え、社会を変える」と掲げられています。
収益面への期待だけでなく、不動産投資をしながら社会貢献できる点に魅力を感じる方も多いでしょう。
CREALの運用実績、元本割れは?
それでは次に運用実績について紹介します。
CREALはサービス開始からの累計調達額は300億円を突破し、2年連続日本一となっています。
想定利回りは4~5.5%に設定されており、2023年7月時点で元本割れなどは1件も発生していません。
現在運用中のファンドを見てみると、利回りは4%台で運用期間は18カ月前後のものが中心となっています。
多くの投資家から運用を任せられており、安定した実績を出していると言えますね。
もちろん投資なので元本保証は無くリスクはありますが、今後も堅実な運用を期待できるのではないでしょうか。
CREAL(クリアル)の評判と口コミ
検索エンジン上では、怪しいといったキーワードもありますが、実際の評判と口コミについて見てみましょう。
良い評判
不動産クラウドファンディングの
— へのへのもへお 40代からの学び直し (@henohenomoheoo) February 2, 2023
「creal(クリアル)」
1万円から簡単手軽に不動産投資が始められます。
不動産のポートフォリオを持ちたいけど、資金の多さや管理の面倒さ、リスクの高さが不安な人にはうってつけかも。
運営が上場企業で、現在まで元本割れのケースが0件ってのも安心できますね。
#CREAL (クリアル)の投資物件は、物件の情報が詳細に公表されているのも特徴です。
— 松崎サブロー@お金を増やす不動産投資知識を発信🏙 (@iebest_info) September 28, 2019
他社では公開されていない「リスク要因」「図面」など以下の情報も詳細に公開されているので安心です。
・物件情報
・リスク要因
・不動産調査報告概要
・エンジニアリングレポート
・図面https://t.co/kWT9oocmus
そろそろ今月のクリアル配当が来ますね。安心感が半端ない。
— USK | ユースケ @『サイドハッスル』 (@usk_investment) July 29, 2019
毎月の園児の様子が分かるレポートが投資家に送られてくるので、それ見て癒されてますw👦👧
私は、本案件はESG投資の中のSocial(社会)的観点、地域貢献などを考慮し投資先を選定しました。#CREAL#ESG投資 https://t.co/tyo3epTJqi
・1万円から投資できる
・運営が上場企業で安心
・情報の透明性が高い
・社会貢献できる
少額から気軽に投資できるのが好評なようですね。
情報の透明性の高さや社会貢献につながる点も人気のようでした。
いまいちな評判
解約できないみたいだし、普通に流動性高いREITの方が良くない? 不動産投資クラウドファンディング CREAL(クリアル) https://t.co/scOD15flHr
— Jo 𝕏 (@Jo_Odagiri) January 30, 2019
・途中解約できない
・即完売して投資できなかった
途中解約できないのを不満に感じる方がいるようです。
人気で即完売し投資できず残念と言う意見がありました。
CREAL(クリアル)の始め方
それでは次に実際の始め方を紹介します。CREALで投資を始める手順は以下の通りです。
①公式サイトから会員登録する
②認証手続きを行う
③本人情報を入力する
④本人確認書類を提出する
⑤口座に投資資金を振り込む
入金した後は、気になるファンドを選んで投資申し込みができます。
CREALでは、ファンドに申し込む前に資金を入金しておく必要があるので注意してください。
上場企業が運営しているCREALでは、リスク対策の為さまざまな方式を採用しているので安全性の高さは魅力的です。
たしかに利回りはやや低めですが、サービス開始以降続く元本割れ0件の償還実績に安心できるのではないでしょうか。
また、投資を通じて社会問題の解決に携わることができるのはうれしいものです。
CREALは、不動産投資を少額から安全に始めたい初心者におすすめできると言えるでしょう。
口座開設も無料で簡単に行えるので、興味を持ったれた方はこちらのサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、CREALの特徴や実績、評判、始め方について解説してきました。
これから不動産クラウドファンディングを始める方は、まずこちらのサービスから始めてみてくださいね。
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