【2022】どんでん返し小説おすすめ50選 最新ミステリーから読みやすい恋愛まで

 

 

衝撃の結末が待ち受けているどんでん返し小説

 

これぞ「どんでん返し!」という小説を50作品ピックアップしました

 

この記事でも叙述トリックを使った衝撃的な「どんでん返し」が起こるかもしれませんので、最後までご覧ください

 

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どんでん返し叙述トリック小説おすすめランキング50選

殺した夫が帰ってきました

桜井美奈

 

都内のアパレルメーカー勤務の鈴倉茉菜。茉菜は取引先の社員である穂高にしつこく言い寄られていた。ある日、茉菜が帰宅すると家の前で穂高に待ち伏せされる。強引に家の中に入ろうとする穂高と茉菜の前に、ある男が現れる。

 

男は茉菜の夫を名乗り、穂高を追い返した。男は茉菜の夫・和希に間違いなかったのだが、茉菜が安堵することはなかった。なぜなら、和希は過去に茉菜が崖から突き落とし、殺したはずだったからだ。先入観を利用していくつもの伏線が散りばめられた衝撃作品。

 

 

六人の嘘つきな大学生

浅倉秋成

 

成長著しいIT企業である『スピラリンクス』の最終選考会。最終選考に残った六人の誰が内定に相応しい者かを議論する中、六通の封筒が発見される。そこには、六人それぞれの罪が告発されていた。

 

誰が嘘をついているのか、誰を信じればいいのか、犯人は誰なのか。究極の心理戦がスタートする。就職活動を題材に二転三転するジェットコースター的な展開は見事で、何度も裏切られること間違いなし。

 

 

赤と青とエスキース

青山美智子

 

オーストラリアの若き水彩画家ジャック・ジャクソン。彼は友人の日本人ブーから、日本に帰る交換留学生のレイの絵を描いてほしいと頼まれる。レイは期間限定の恋人だった。黒髪が綺麗で、赤いブラウスを身に纏い、青い鳥のブローチをしていた。

 

彼女を見ていることでジャクソンは描き方のインスピレーションが湧き、画家として目覚めるのだった。4つのエピソードとエピローグから構成され、エピローグで謎が明かされる。読後に爽快感が残る作品。

 

 

かがみの弧城

辻村深月 

 

学校で居場所をなくし、閉じ篭っていたこころの目の前で、突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先には、城のような不思議な建物。そこにはこころを含め、似たような境遇の7人が集められていた。

 

なぜ、この7人が、なぜ、この場所に。全てが明らかになるとき、驚きとともに最上級の感動に包まれる。生きづらさを感じている全ての人に捧げる物語。最後の伏線回収と涙のラストに心が揺さぶられる作品。

 

 

元彼の遺言状

新川帆立

 

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。弁護士の剣持麗子は元彼である森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、犯人選考会に代理人として参加することに。

 

数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害されてしまう。いろいろな角度から、何度も楽しめるユーモアミステリー。

 

 

十角館の殺人

綾辻行人

 

十角形の奇妙な館が建つ孤島に大学ミステリ研究会の7人が訪れる。館を建てた建築家の中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死した。やがて学生達を襲う連続殺人。

 

密室殺人であったり、全員にアリバイがあったり、凶器が不明であったり…謎が謎を呼ぶ、ミステリ史上最大級の展開。そして、驚愕の結末が読者を待ち受ける。叙述トリックの名作で、たった一文でどんでん返しが起こる仕掛けは予想もつかない。

 

 

ハサミ男

殊能将之

 

美少女を殺害した後、研ぎ上げたハサミを首に突き立てる猟奇的殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決めて綿密に相手を調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された死体を発見する羽目に。

 

自分以外の人間にどうして彼女を殺す必要があるのだろうか?「ハサミ男」は独自に調査を始める。精緻にして大胆な叙述ミステリーの傑作。文章の巧さと伏線などのトリックは見事で、最後までドキドキしながら読み進めることができる。

 

 

殺戮にいたる病

我孫子武丸

 

永遠の愛をつかみたいと、男は願った。舞台は東京の繁華街、次々と猟奇的殺人を重ねるサイコキラーが突如出現した。犯人の名前は蒲生稔。繰り返される凌辱の果ての惨殺ともいえる殺人。

 

冒頭からラストシーンまで恐るべき殺人者の言動と魂の軌跡を辿り、捉えようのない現代の悪夢と闇を鮮烈に描写する衝撃のホラー小説。伏線の張り方、回収の仕方は巧妙だが、グロテスクで後味の悪さが残る作品。

 

 

向日葵の咲かない夏

道尾秀介

 

明日から夏休みの終業式の日に小学校を休んだS君の家に寄った僕は、S君が家の中で首を吊っているのを発見してしまう。慌てて学校に戻り、先生が警察と一緒に駆け付けてみると、死体は消えていた。

 

混乱する僕の前に、今度はS君の生まれ変わりと称するモノが現れ、訴える。「僕は、殺されたんだ」。半信半疑のまま、僕と妹のミカは真相を探る調査を開始する。生まれ変わりの叙述トリックを巧く利用したストーリーは必見。

 

 

葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午

 

かつて探偵事務所で働き、今は「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る成瀬将虎。ある日、後輩のキヨシの頼みで彼が密かに惚れている愛子の祖父の不審死と、悪徳商法で稼ぐ蓬莱倶楽部の調査を引き受けることに。

 

同日、駅のホームで飛び込み自殺をしようとした女・さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める。軽妙なハードボイルド小説と思いきや、ラストに待ち受ける大どんでん返しに驚くこと間違いなし。

 

 

イニシエーション・ラブ

乾くるみ

 

僕がマユと出会ったのは人数が足りないという理由で呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士のマユ。奥手で真面目な僕らはやがて恋に落ちる。

 

甘くて、ときにほろ苦い青春のシーンを瑞々しい筆致で描いた青春小説。…と思いきや、最後から二つめの台詞で本書は全く違った物語に変貌してしまう。何の変哲もないラブストーリーが一瞬にしてひっくり返る叙述トリックは見事。

 

 

七回死んだ男

西澤保彦

 

同一人物の連続死。殺される度に甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑み続ける少年探偵。不思議な時間の反復落し穴で、甦る度に殺されてしまう、渕上零治郎老人。

 

落し穴を唯一認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末に、久太郎少年が思いついた解決策とは?奇妙な設定とループから抜け出た後に待ち受けるどんでん返しは必見。

 

 

神様ゲーム

麻耶雄嵩

 

神降市で勃発した連続猫殺し事件。芳雄の憧れの同級生ミチルの愛猫も殺されてしまった。町が騒然とする中、謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。

 

鈴木は自称「神様」で世の中のことは全てお見通しだという。さらに、鈴木の予言通り起こる殺人事件の数々。芳雄はこの転校生を信じるべきか、疑うべきか?読者の予想を最後まで裏切る展開は、きっと何とも言えない読後感を味わうことになる。

 

 

萩原浩

 

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すために、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされる。

 

販売戦略どおりに噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするのだが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見される。どんどんと引き込まれるストーリーの行先にある衝撃の結末は驚愕。

 

 

アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎

 

大学入学のために引っ越してきたアパートで最初に出会ったのは黒猫。次が悪魔めいた長身の青年。彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてくる。

 

標的は、たった一冊の広辞苑。決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って書店の裏口に立ってしまった。四散した断片が描き出す物語の全体像とは?緻密に組み立てられたストーリー構成と終盤の切ない展開が秀逸な一冊。

 

 

すべてがFになる

森博嗣

 

孤島のハイテク研究所で少女時代から隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。ある日、彼女の部屋からウエディングドレスをまとい両手両足を切断された死体が見つかる。

 

偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が不可思議な密室殺人に挑むことになるが…。ハラハラするストーリー展開と後味スッキリのラストは必見。本格派ミステリー小説。

 

 

マリオネットの罠

赤川次郎

 

フランス留学から帰国した上田修一は、恩師の紹介を受けてフランス語の家庭教師の職を得る。3カ月間住み込みで報酬は100万円。教える相手は広大な敷地に洋館を構える峯岸家の美人姉妹。

 

ある日、修一は地下にある牢獄を見つけ、幽閉されている三女の雅子を見つける。雅子を助けだそうとするが、それは新たなる連続殺人の始まりだった。息もつかせぬストーリー展開と驚愕のラストは見事。

 

 

倒錯のロンド

折原一

 

「原作者」と「盗作者」の緊迫する駆け引きに息を呑む。受賞間違いなしと自信を持って応募した推理小説新人賞が何者かに盗まれてしまう。盗作をいくら主張しても誰も信じてくれない。

 

数々の仕掛けが全編に張り巡らされ、その謎が次々と解き明かされていくときの衝撃、連続する衝撃。二転三転するストーリー展開に一気に引き込まれ、どんでん返しの度に何度も驚くことになるだろう。

 

 

眠りの牢獄

浦賀和宏

 

階段から落ちて昏睡状態になってしまった女性を巡って集められた三人の青年。三人は核シェルターに閉じ込められ、そこから脱出できる条件は彼女を突き落としたのは誰なのかを告白すること。

 

それと同時に、外では完全犯罪の計画がメール交換で進行中。ラストで明らかになるあまりにも異常な「切断の理由」とは?着想の面白さと構成力の素晴らしさが光る、結末まで一気に楽しめる一冊。

 

 

連続殺人鬼カエル男

中山七里

 

マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。子供が書いたような稚拙な犯行声明文。それは、近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼カエル男による最初の凶行だった。

 

警察の捜査が進展しない中、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに陥る。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しに次ぐどんでん返しに、最後の一行まで目が離すことはできない。

 

 

死刑にいたる病

櫛木理宇

 

鬱屈した日々を送る大学生・雅也に届いた一通の手紙。それは稀代の連続殺人鬼・榛村大和からのものだった…。「罪は認めるが、最後の一件だけは冤罪だ。それを証明してくれないか?」。

 

自分の良き理解者だった大和に頼まれ、雅也は事件を再調査することになる。人生に潜む負の連鎖を知るうちに、なぜか大和に魅せられていく。一つ一つの選択が明らかにする残酷な真実とは?テンポの良い展開にページをめくる手が止まらなくなること間違いなし。

 

 

あの日、君は何をした

まさきとしか

 

前林市で平凡な主婦として幸せに暮らしていた水野いづみの生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって一変してしまう。深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていた息子の大樹は何をしようとしていたのか。

 

15年後、新宿区で若い女性が殺害され、不倫相手の百井辰彦が行方不明になる。無関係に見える二つの事件を繋ぐ鍵が明らかに。完結まで気の抜けないストーリーは必見で、予想できない爽快さが味わえる。

 

 

火のないところに煙は

芦沢央

 

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に作家の私は驚愕する。封印し続けていた痛ましい喪失は、その土地で起こっていた。私は迷いながらも真実を知るために過去の体験を執筆するのだが…。

 

救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。謎と恐怖が絡み合い、驚愕の結末を更新しながらも直視できない真相へと疾走する。予測不能な展開とどんでん返しの連続に騙されること間違いなし。

 

 

夏と花火と私の死体

乙一

 

九歳の夏休みに少女は殺された。無邪気な殺人者によって、あっけなく。こうして、一つの死体を巡る、幼い兄弟の四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるか?死体をどこへ隠せばいいのか?

 

恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界は驚愕に包まれる。読みやすい文章とジェットコースターのようなハラハラする展開は一気読み間違いなし。

 

 

扉は閉ざされたまま

石持浅海

 

久しぶりに開かれた大学の同窓会で、高級ペンションに七人の旧友が集まった。伏見亮輔は客室で後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざす。部屋の外で安否を気遣う友人達。自殺説が浮上し、犯行は計画通り成功したかに思えた。

 

しかし、参加者の一人、碓氷優佳だけは疑問を抱く。開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まる。発想の面白さとヒロインの魅力にどっぷりとハマりつつ、明らかになる真相が見事な作品。

 

 

慟哭

貫井徳郎

 

痛ましい幼女誘拐事件の連続、難航する捜査。冷徹な捜査一課長も窮地に立たされてしまう。若手キャリアの課長を巡る警察内部の不協和音と、マスコミによる私生活の追及。この緊迫した状況下で新しい展開が始まる。

 

黒魔術を狂信する新興宗教の実態や現代の家族愛を鮮明に描きつつ,人間の悲痛な叫びを描いた野心作。仰天するような巧みな伏線に驚くばかりでなく、読み終えた後のメッセージに考えさせられる一冊。

 

 

ウェディング・ドレス

黒田研二

 

結婚式当日に何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を探すことに。鍵となったのはあるビデオに関わる猟奇的殺人と、母親が遺したウェディング・ドレス。

 

そしてユウ君と再会したときに、不可解なジグソーパズルが完成するのだった。全編に謎と伏線が鏤められた本格派ミステリー。真実が解き明かされる終盤は読み応えがあり、伏線回収が秀逸な作品。

 

 

太陽の坐る場所

辻村深月

 

高校卒業から10年が経ち、クラス会で再会した同級生の間で人気女優となったクラスメイト「キョウコ」の話題になる。彼女を次のクラス会に呼び出そうと目論むメンバーだが、思春期の幼く残酷だった「教室の悪意」がじわじわと甦り、一人、また一人と計画の舞台から降りていく…。

 

大人になった男女5人の心情をそれぞれの視点から描き、深い共感を呼び起こす圧巻の心理サスペンス。それぞれの登場人物の視点から読み進めることでミスリードを生んだ構成力は見事。

 

 

交換殺人には向かない夜

東川篤哉

 

不倫調査のために使用人を装い、山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われて、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件を捜査する刑事達。

 

無関係に見えた事件の背後で、交換殺人は密かに進行していた。全編に散りばめられたギャグの裏に配置された鮮やかな伏線。コミカルな展開を逆手にとったミステリーは斬新で、二度三度読み直したくなること間違いなし。

 

 

この闇と光

服部まゆみ

 

森の奥に囚われた盲目の王女レイアは父王の愛と美しいドレスや花に囲まれて育てられていた…はずだったのに。ある日、その全てが奪われてしまい、混乱の中で明らかになったのは恐るべき事実だった。

 

今まで信じていた世界そのものが虚構だったのか?随所に張りめぐらされた緻密な伏線と予測不可能な真実。幻想と現実が混ざり合い、その先にある衝撃の結末とは?描かれる世界観が美しく、物語への没入感はこの上ない読書体験を味わえる。

 

 

密室殺人ゲーム王手飛車取り

歌野晶午

 

『頭狂人』『044APD』『aXe』『ザンギャ君』『伴道全教授』。奇妙なニックネームを持つ五人がインターネット上で殺人推理ゲームの出題をし合っている。アリバイ崩し、密室殺人、ダイイングメッセージ、犯人当て…。

 

しかし、ここで語られる殺人は全て現実に発生していたのだった。出題者の手で実行済みであることが発覚する。茫然自失のラストまでページをめくる手がとまらない本格ミステリー。後半に一気に動き出すストーリー展開に呑み込まれ、鮮やかにトリックを暴く結末は衝撃の一言。

 

 

殺しの双曲線

西村京太郎

 

都内で次々と起こる連続強盗事件。東北の雪に閉ざされたホテルに招待された六人の若者達。強盗事件は双子の犯行とわかっているものの、兄弟どちらが実行犯か警察は立証できないでいた。

 

一方、交通も連絡手段も途絶してしまい、陸の孤島と化したホテルでは密室殺人事件が起きる。並行する二つの物語はどこでどう結びつくのか?二つのストーリーが絡み合い、ハラハラする展開はページを読む手が止まらなくなる。

 

 

麻耶雄嵩

 

大学のオカルトスポット探検サークルの六人は京都の山間部に佇むファイアフライ館へ、肝試しに向かっていた。そこは十年前に、作曲家でヴァイオリニストの加賀蛍司が演奏家六人を惨殺した現場。

 

事件発生と同じ日から始まる四日間の合宿。昨年と違うのは半年前にメンバーの一人が未逮捕の殺人鬼ジョニーに殺され、その動揺を引きずっていたこと。嵐の山荘で、第一の殺人はすぐに起こった。鮮やかなトリックは大胆にして繊細で驚くこと間違いなし。

 

 

鏡の中は日曜日

殊能将之

 

梵貝荘と呼ばれる法螺貝様の異形の館。館の主・瑞門龍司郎が主催する「火曜会」の夜に、奇妙な殺人事件が発生した。事件は名探偵の活躍により解決するが、数年後、再調査が名探偵・石動戯作のもとに持ち込まれる。

 

時間を超えて交錯する謎。まさに完璧な本格ミステリー。推理のロジックも叙述トリックも見事で、見破るのは不可能とも思えるほど、天才的な作品。

 

 

シャドウ

道尾秀介

 

「人は、死んだらどうなるの?」「いなくなるのよ」「いなくなって、どうなるの?」「いなくなって、それだけなの」。そんな会話から三年後、凰介の母は病死する。父と二人だけの生活が始まったある日、幼馴染みの亜紀の母親が自殺する。

 

そして、亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが…。父との些細な幸せを願う小学五年生の少年が苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?何度読んでも面白い、どんでん返しに繋がる圧巻のトリックは必見。

 

 

悪いものが、来ませんように

芦沢央

 

助産院に勤める紗英は不妊と夫の浮気に悩んでいた。唯一の拠り所は子供の頃から最も近しい奈津子の存在。そして、育児中の奈津子も、母や夫、社会と馴染めず、紗英を心の支えにしていた。そんな二人の関係が恐ろしい事件を呼び起こす。

 

紗英の夫が死体として発見されたのだ。犯人は逮捕されるが、二人の運命は大きく変わっていってしまう。最後まで読んだらもう一度読み返したくなる心理サスペンス。叙述トリックの先にある爽快なラストに騙されること間違いなし。

 

 

オーデュボンの祈り

伊坂幸太郎

 

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている「荻島」には妙な人間ばかりが住んでいる。嘘しか言わない画家、島の法律として殺人を許された男、未来が見えるカカシ。

 

ある日、そのカカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られてしまう。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったか?不思議な世界観とユーモアある会話、そして巧妙な伏線が次々と回収されていく様は見事。

 

 

容疑者Xの献身

東野圭吾

 

天才数学者でありながらも不遇な日々を送っていた高校教師・石神は一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せる。彼女達が隣室で前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うために完全犯罪を企てるのだった。

 

だが、皮肉にも石神のかつての親友である物理学者・湯川学がその謎に挑むことになる。人生を懸けた最後のトリックは驚くだけでなく、その愛に溢れた真相を知ったとき涙すること間違いなし。

 

 

告白

湊かなえ

 

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」。愛娘を校内で亡くした中学校の女教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。

 

語り手が級友、犯人、犯人の家族と次々と変わり、だんだんと事件の全体像が浮き彫りにされていく…。衝撃的なラストを巡り、物議を醸すほどの傑作小説。このラストを迎えた後はきっと心臓のバクバクが収まらないだろう。

 

 

medium 霊媒探偵城塚翡翠

相沢沙呼

 

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は心に傷を負った女性、城塚翡翠と出会う。彼女は霊媒師であり、死者の言葉を伝えることができるという。

 

しかし、そこに証拠はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならなくなった。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かす。殺人鬼の魔の手は密かに翡翠へと迫っていく…。巧妙な仕掛けと予想のできないラストのどんでん返しは衝撃。

 

 

アリス殺し

小林泰三

 

栗栖川亜理は最近、不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見る。ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後に大学に行くと、玉子というあだ名の研究員が校舎の屋上から転落して死亡した。グリフォンが生牡蠣を喉に詰まらせて窒息死した夢の後は、牡蠣を食べた教授が急死した。

 

どうやら夢の世界と現実はつながっているらしい。亜理は同じ夢を見ているとわかった同学年の井森とともに冤罪を晴らすため真犯人を捜すことに…。奇妙な設定と二転三転するストーリー、最後まで読まないとわからない結末が秀逸な一冊。

 

 

儚い羊たちの祝宴

米澤穂信

 

夢想家のお嬢様達が集う読書サークル『バベルの会』。夏合宿の二日前に、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も、翌々年も同日に吹子の近親者が殺害されてしまい、四年目にさらに凄惨な事件が…。

 

優雅な『バベルの会』を巡る五つの事件。最後に明かされる残酷な真実が、脳髄を冷たく痺れさせることになる。雰囲気の作り方と構成力は見事で、ラストまで一気に読み進めてしまうこと間違いなし。

 

 

ラバー・ソウル

井上夢人

 

幼い頃から友達がいたことはなかった。両親からも顔を背けられていた。36年間、女性にも無縁だった。何度も何度も、自殺を試みた。そんな鈴木誠と社会との唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアも唸らせるビートルズ評論。

 

その撮影の最中、鈴木は美しきモデルの美縞絵里と出会う。偶然の積み重なりは、鈴木の車の助手席に絵里を座らせる。ビートルズの名曲とともに紡がれる結末は、切なく衝撃。巧妙なミステリー小説と思いきや、ラブストーリーとしても大満足の一冊。

 

 

斜め屋敷の犯罪

島田荘司

 

北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館、通称『斜め屋敷』。雪の降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたのだが、その翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見される。人々が恐怖に怯える中、さらに続く惨劇。

 

御手洗潔は謎をどう解くのか?伏線の張り方は見事で、バラバラの出来事がみるみると整っていく様は圧巻。奇跡のようなどんでん返しも素晴らしいの一言。

 

 

その可能性はすでに考えた

井上真偽

 

山村で起きたカルト宗教団体の集団自殺。唯一生き残った少女には首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶという不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは。探偵・上苙丞はその謎が奇跡であることを証明しようとするのだが…。

 

論理の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵に話題沸騰の作品。大胆な発想と次々と展開していくロジックは爽快で、ページを読む手が止まらない。

 

 

ルビンの壺が割れた

宿野かほる

 

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」。送信した相手は、かつての恋人だった。Facebookで偶然発見した女性は大学の演劇部で出会い、28年前に結婚を約束した人だった。

 

やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるのだが、それは徐々に変容を見せ始める。先の読めない展開、そして、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ問題作。テンポの良いストーリーと衝撃的な結末はお見事。

 

 

リピート

乾くるみ

 

もし、現在の記憶を持ったまま10ヶ月前の自分に戻れるとしたら…。ある日、突然の電話で持ちかけられた「リピート」の誘いに乗って、人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げていく。

 

なぜ犯人は「リピート」した者を狙うのだろうか?犯人は十人の中にいるのか?家族にも警察にも相談できないまま捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とは。タイムトラベルというアイデアでしかできない叙述トリックは天才的で、予想できないラストは読後感も抜群。

 

○○○○○○○○殺人事件

早坂吝

 

アウトドアが趣味の公務員・沖は、フリーライター・成瀬のブログで知り合い、仮面の男・黒沼が所有する孤島でオフ会を行っていた。沖は今年こそ大学院生・渚と両想いになりたいと思っていたのだが、成瀬が若い恋人を勝手に連れてくる波乱の予感に。

 

孤島に着いた翌日、参加者の二人が失踪し、続いて殺人事件が起こる。さらには、意図不明の密室殺人が連続する。果たして、犯人は誰なのか?そして、この作品のタイトルは何なのか?タイトルも、設定も、トリックも、終わり方も、全てが完璧にハマった一作。

 

 

ピース

樋口有介

 

埼玉の山中で起きた連続バラバラ殺人事件の最初の被害者は歯科医師だった。二人目は、元警察官のマスターと寡黙な青年が働くスナック『ラザロ』のピアニスト。捜査は難航し、三人目の犠牲者が出てしまう。

 

「犯人は何でわざわざ、こんな面倒なことをするのかねえ……」。ベテラン刑事が気付いたある遺体の特徴。それが悲劇の断片だったのだ。後味の悪い結末と回収されたタイトルに、何とも言えない読後感を味わうことになる。

 

 

出版禁止

長江俊和

 

著者・長江俊和が手にしたのはいわくつきの原稿だった。題名は『カミュの刺客』で、執筆者はライターの若橋呉成。内容は有名なドキュメンタリー作家と心中して生き残った新藤七緒への独占インタビュー。

 

死の匂いが立ちこめる山荘に、心中の全てを記録したビデオテープ。不倫の果ての悲劇なのか?なぜ、女だけが生還したのか?息を呑む展開と恐るべきどんでん返しは必見で、何度も読み直したくなる傑作。

 

 

まとめ

以上、どんでん返し小説をご紹介しました

 

気になった作品はありましたでしょうか。気になる作品は無料で試し読みができAmebaマンガやebookjapanで電子書籍の購入もできますので是非ご利用ください

 

 

※この記事でのどんでん返しは特にございません