「meta descriptionのSEO効果が知りたい」
「meta descriptionの書き方が知りたい」
このような疑問をお持ちの方のために、今回はメタディスクリプションの効果的な書き方とポイント、テンプレート例、SEO対策におけるメリットについて解説したいと思います。
目次
メタディスクリプションとは
メタディスクリプション(meta description)とは、htmlのhead内に記述するページ内容を要約した文章のことで、別名「スニペット」とも呼ばれています
ユーザーが検索エンジンで検索した際に、このメタディスクリプションが書いてあることで記事内容がひと目でわかり、調べたい内容と合致すればアクセスアップに繋がります
実際にはメタディスクリプションを設定することによる順位上昇の効果はないものの、ユーザーや検索エンジンに対して正確に概要を伝えることで1〜2%のクリック率(CTR)の上昇が期待できるためSEOとしての重要性は高いと言えます
SEOとしての重要性
メタディスクリプションの重要性は次の2つ
- ユーザーに記事内容が伝わる
- 検索エンジンに記事内容が伝わる
ユーザーに記事内容が伝わる
各記事ごとにメタディスクリプションを記述することで記事の内容が検索表示上で伝わりクリックを促すことができます
ユーザーの興味を惹き「思わずクリックしたくなるような文章」に記述できれば、クリック率の上昇や収益アップに繋がっていきます
メタディスクリプションでは記事タイトルで説明しきれない文章を補い、短い文字数の中でキーワードを含め、できるだけ文章の概要を説明しシンプルに自然な文章になるよう記述しましょう
検索エンジンに記事内容が伝わる
メタディスクリプションを書くことで検索エンジンに対してページ内容を伝えることができます
基本的に記事のタイトルにはキーワードを含めますが、あまり詰め込み過ぎや不自然な文章ではGoogleからの評価が落ちてしまいます
そこで有効なのがメタディスクリプションにキーワードを含め、内容を要約して説明を補うということ
メタディスクリプションを設定しない場合でも検索エンジンが適切な要約文を抜粋しますが、本人の意としない文章が検索表示されることがあります。またタイトルに入れてないキーワードでの検索表示にも期待できるので必ず設定しましょう
書き方のポイント
メタディスクリプションの書き方のポイントは次の4つ
・文字数は120字以内にする
・内容を具体的に説明する
・各ページごとに文章を設定する
キーワードを含める
メタディスクリプションに必要なキーワードを入れていきます。検索エンジンにはキーワードは太字で表示されます
タイトルで狙っているキーワード以外のキーワードも入れることで検索エンジンに拾われる可能性があります
「タイトルに入れたキーワード」「その他サジェストキーワード」「共起語」のいずれかを自然な文章になるよう適度に何個か入れておきましょう
文字数は120字以内にする
メタディスクリプションを設定する文字数はPC表示とスマホ表示で違いがあります
スマホは 70文字以内
が良いとされています。良いというのは文字数がオーバーすると「...」と表示されてしまうからで、省略されないようにするには範囲内に文字数を収める必要があります
文字数の上限はありませんが、基本的には重要部分はスマホ表示に合わせて60〜70字に記述し
必要であればスマホ表示用70文字にプラスしてPC表示用50文字を前後半いずれも上手く文章が伝わるように設置するのが効果的です
内容を具体的に説明する
限られた文字数の中で具体的に説明するのは難しいですが、できるだけ正確に内容を伝えていきます
しかし、ただの説明ではクリックには至らない可能性があるので「誘導」「心理テクニック」「ベネフィット」などを意識し、大げさにならないようユーザーの利益になる内容が伝わる記述にしましょう
各記事ごとに文章を設定する
各記事ごとにオリジナル文章を記述する必要があります。記事内容に合う最適な文章で示しユーザーにわかりやすいように、そしてこの記事を「読むとどうなるのか」ユーザーの利益についても示せると良いですね
注意点としては他の記事と同じメタディスクリプションを設定するのは避けるようにしましょう
避けるべき方法
・キーワードの羅列、必要以上の多用
・記事と関係のない内容を記述
・他全部の記事で同じ内容にする
メタディスクリプションの設定方法
メタディスクリプションを設定するにはプラグインのAll in One SEO Packから設定します
一般設定の詳細設定ディスクリプションを自動生成するにチェックを入れ、投稿画面の下の方にいくと、All in One SEO Packの設定があるので、赤枠のこの部分にメタディスクリプションを記述します
具体例とテンプレート
メタディスクリプションのテンプレートと具体例をご紹介します
テンプレート
・記事の概要
・記事へ誘導
まずはこの3つに文章に当てはめてみましょう
具体例
これを繋げると120文字となります
ポイントは次の通り
・悩みの解決
・読んだらどうなる
・読まないとどうなる
・もしくはベネフィットの提示
具体的にユーザーの悩みを取り上げ「自分のことでは」と思ってもらうことが重要で、それについて詳しく要点をまとめて解説しますと説明、更にこの記事を読むことで得られる利益や未来についても記されていると言うことないですね
ユーザーが「思わずクリックしたくなるような文章」を作成してみましょう
Googleのガイドライン
Googleが示しているガイドラインは次の通り
「description」メタタグを使用する
ページの description メタタグは Google や他の検索エンジンにページ内容の要約を伝えます。ページのタイトルが数語の単語やフレーズであるのに対し、ページの description メタタグには 1、2 文のセンテンスや短いパラグラフを記述します。
description メタタグのメリット
description メタタグは Google にページのスニペットとして使用される可能性があるため重要です。「可能性がある」と述べたのは、ユーザーのクエリに適合しやすい場合は、ページに表示されるテキストの関連部分が使用されることもあるからです。Google がスニペットに使用するのに適したテキストを検出できない場合に備えて、各ページに description メタタグを追加することをおすすめします。
ページの内容を正確に要約する
description メタタグが検索結果のスニペットとして表示された場合に、ユーザーに情報を提供し興味を引くような説明を記述します。description メタタグのテキストには文字数の上限や下限はありませんが、検索結果で説明が完全に表示される程度の長さにすることをおすすめします
まとめ
以上、メタディスクリプションの書き方を解説しました
重要ポイントは狙いたいキーワードを含めることと誘導する文章をテンプレ化してしまうということ。毎度のことなのでサラッと1分ぐらいで書けるようにしたいですね